| OCDの会代表世話人 児 玉 政 美
「強迫性障害の治療:行動療法研修会 in 名古屋」および 寒冷の候,時下ますますご清祥の段,お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り,厚くお礼申し上げます。私ども強迫性障害の患者・家族の会(OCDの会)では,患者や家族の立場から治療者に向けてメッセージを送りたいと考え,別紙のとおり研修会と市民フォーラムを企画いたしました。 当会を立ち上げてから3年の間には多くの患者・家族の皆様からの相談を受けて参りました。中には,患者や家族が病気の克服を目指して医療機関を訪れても,強迫性障害や行動療法に関する情報の普及が十分とはいえないという相談を受けることがございました。自宅から遠方の医療機関への通院を余儀なくされている方のご苦労をうかがうたびに,偶然身近に専門の治療機関があった私どもは何と幸運であったかと思いました。そして,他の苦労している仲間のために私たちに出来ることはないだろうかと考え,私たちを治してくださる治療者のための研修会の立案に至りました。そして,第一回研修会は満員御礼にて開催することが出来ました。 好評だった第一回目の研修会(熊本)の折に,熊本だけでなく同様の研修会を開いて欲しいとの要望が聞かれました。そして今回の第二回目の研修会の企画が持ち上がりました。患者・家族の会の本拠地熊本を離れて,名古屋での開催につきましては,高井クリニック(岐阜)にて事務局を運営していただいたり,美濃認知行動療法勉強会の皆様や名古屋市立大学精神科の先生方にもご支援たまわり,準備をすることができました。通常の研修会では経験できない私たち患者・家族の生の声をお届けしたいと思います。また,私たちの受けた治療の再現や私たちとの面接場面でのロールプレイを通して,強迫性障害をより深くご理解いただく機会になれば幸いです。 研修会前日にご案内しております,「第3回市民フォーラム」はどなたでも参加できます。入場無料で事前登録も不要です。多くの皆様のご来場をお待ち申し上げます。 |
主催:OCDの会
共催:美濃認知行動療法研究会,熊本行動・認知療法研究会
場所:名古屋国際センター
期日:平成19年3月17日(土)〜18日(日)
料金:一般24,000円 学生12,000円 懇親会費5,000円
※早期登録割引(平成19年1月31日までに登録すれば,一般20,000円,学生10,000円)
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| プログラム | ||||||
| 日 | 開始 | 終了 | 講義タイトル | 講師など | テーマ | |
| 3月17日 | 共通 | 9:00 | 9:30 | 受付 | ※ | |
| 9:30 | 10:00 | オリエンテーション 自己紹介 | 講師紹介,パンフレットの説明 | 狙いと習熟到達目標について | ||
| 10:00 | 11:00 | 強迫性障害とは−患者の立場から− | 患者本人Fさん インタビューワー原井 | ”往診によるエクスポージャーで不潔恐怖を克服した私” | ||
| 11:00 | 12:15 | 強迫性障害に対する治療と評価 | 原井宏明 | ハエラキーの作成 | ||
| 基礎 |
13:15 | 14:45 | 相談対応とスクリーニング,アセスメント,心理教育 | 岡嶋美代 | 心理教育の内容 | |
| 14:45 | 16:15 | 初診時評価と初期治療計画,Y-BOCS,合併診断 | 橋本加代 熊本大学こころの診療科 |
合併診断による予後予測 | ||
| 16:30 | 18:00 | 薬物療法と精神科マネージメント,ハームリダクション | 大森一郎 名古屋市立大学精神科 |
ハームリダクションとは? | ||
| アドバンス | 13:15 | 18:00 | 症例検討会1,2,3 | 原井宏明他 | 事前に参加者から募った症例について検討 | |
| 共通 | 18:00 | 18:30 | Q&A(コース共通) | 講師一同 | ||
| 19:00 | 懇親会 | |||||
| 3月18日 | 共通 | 9:00 | 10:30 | 実際の治療場面のデモンストレーション | おはるさん&野口由香(名古屋市立大学) | 洗浄強迫のエクスポージャー |
| 基礎 | 10:30 | 11:30 | 収集癖に対するエクスポージャーと儀式妨害 | 橋本加代 | 治療困難な収集癖への対応 | |
| アドバンス | 10:30 | 11:30 | 条件性情動反応とその消去,行動の選択に関する学習理論 | 原井宏明 | 学習理論から治療を考える | |
| 共通 | 11:30 | 12:30 | 確認強迫に対するイメージエクスポージャー | 原井宏明他 | 最悪のストーリーを作るコツ | |
| 共通 | 13:30 | 15:00 | OCD治療の応用行動分析−オペラントとしての強迫観念と儀式 | 奥田健次,原井宏明 | 確立操作が行動療法の決め手 | |
| 15:00 | 15:30 | 治療へのアプローチと自宅訪問 | 岡嶋美代 | エクスポージャーを行いやすくする工夫 | ||
| 15:30 | 16:00 | 行動・認知療法の概念と技法,将来 | 原井宏明 | 動機づけ面接を習得して変わったこと | ||
| 16:00 | 16:30 | 質疑応答・まとめ,修了証書授与 | 講師一同 | 閉会の辞 | ||
■問合せ及び申し込み先
独立行政法人国立病院機構 菊池病院 臨床研究部 岡嶋美代
861-1116熊本県合志市福原208
tel
096-248-2111 Fax
096-248-4559
メールアドレス:okajima@kikuti.hosp.go.jp
■申し込み期限:平成19年3月10日
■定員 基礎コース40名 アドバンスコース40名 先着順
※市民フォーラムは事前の申し込みは不要です。会場は200人まで収容可。
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